確定申告をしない場合のデメリットとは

バイトであっても年間の所得が20万円を超えると税金を納める義務が生じます。
「税金のことなんてよく分からないから関わりたくない」
「税金を払いたくない」などと放っておくと、損をしたり、ペナルティによって高額な税金を納める結果となったりしてしまいます。
それを防ぐためにきちんと確定申告をする必要があるんですね。
では確定申告をしない場合のデメリットをいくつか紹介しましょう。

支払いすぎた税金の還付が受けられない

まずは支払いすぎた税金の還付が受けられないことです。
申告によって1年間に得た所得を計算して納税額がきまりますが、この時に給与から源泉徴収された税額や予定納税として前払いした税額など、既に支払済みの金額については納税額から差し引いて計算します。
最終的にすでに支払済みの金額が1年間の所得に対する税額より多い場合、その差額は還付、つまり自分に返金してくれるんですね。
申告をしないと、この還付を受けられないんです。
払いすぎている税金はしっかりと戻してもらいましょう。

税金を軽減する制度が利用できない

また必要経費の控除や医療費控除などの税金を軽減する制度が利用できません。
キャバ嬢は税務上でいうと個人事業主に近く、お客様にプレゼントを買ったり、営業上の付き合いで食事に行ったりと交際費がかかるので、源泉徴収をする時に1日5,000円の控除が受けられます。このほかにも年間10万円を超えて医療費を支払った場合などは「医療費控除」といって税金を軽減する制度が利用できます。
ただし、このような税金を安くするための制度は申告をしないと受けられません。
本来受けられるはずの控除や還付を受けられないのはもったいない!損をしないようにしたいですよね。

正しく申告しないとペナルティを課される

そして申告しないと本来その申告によって納税額が発生するはずだった場合には、「無申告加算税」や「延滞税」などの罰則が課されます。
無申告加算税とは、申告しなかった場合に課される税で、税務署から指摘されて期限後申告をした場合、納税額のうち50万円までは15%、50万円を超える部分には20%の率で課税されてしまうんです。
また、延滞税とは、納税が遅れた場合に課される税です。
申告をしなかった場合には、無申告加算税と延滞税の両方が課されることになります。
せっかくがんばってキャバクラで稼いだお金なのに罰則で飛んで行ってしまうのはとっても悲しいことです。。。
さらに悪質な所得隠しには重加算税が課されてしまいます。
無申告だった場合の税率はなんと納税額の40%!無申告にはこの他に無申告加算税と延滞税も課されますから、納税額がどんどん膨れ上がることになります。
還付等を受けられず損をするのも悲しいですが、ペナルティを課されて多額の納税をするのはもっと悲しいですよね。
きちんと税金の問題を理解したうえで確定申告を行って、痛い目に遭わないようにしましょう。